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ヤマレコ

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みたままつり 2017

数年ぶりのみたままつり。

屋台が出なくなってからは、初めて来る。

見世物小屋とお化け屋敷と得体の知れない肉で呑ませる屋台がないのはちょっと寂しいけど、でもこのほうがいいよ。以前の混雑は異常だったから。

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緑の湿原、流れる沢

緑の湿原が、やさしい風にゆれていた。

あぁ、夏はこんな風景だったんだ。そういえば「入笠湿原」って大きな看板もあるもんな。

真冬の、雪の降り積もった見渡す限り真っ白な世界から、生命の蠢く緑の夏山へ。

冷たく凜とした冬山もいいけれど、皮膚にじっとりまとわりつく夏山の空気も悪くはない。

夏だなって実感できるから。

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あの日の山へ

草津と草津白根山。

意識して避けてきたわけではないけど、近くまで行ってもなんとなく足が向かなかった。なぜなら、そこには思い出が眠っているから。

そんな感傷的な気分にケリをつける気になったのか、突発的に思い立って夜中に車を走らせ向かった。それがちょうど三年前のこと。その日は車も揺れるほどの強風で、山は真っ白なガスに覆われており、季節外れの霧氷で木々が凍り付いていた。さすがに登るのはやめにして、草津の町をぶらぶらして帰った。

その数日後、火山規制で火口周辺は立ち入り禁止になってしまった。

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信じる力

左膝の内側の筋だか骨だか関節だかに、昨年の夏から違和感があった。それがここにきて、ひどく痛むようになってしまった。最近のハードな山で酷使したせいだろう。痛みはどんどんひどくなり、普通に歩くのもままならないほどである。いや、自分では普通に歩いてるつもりなのだが、かなり引きずっているようだ。会社でも取引先でも友人にも、会う人会う人に足どうしたの?と訊ねられるしまつである。そしてみなから医者に行くよう強く言われる。

だが、行かない。医者嫌いなのもあるが、この程度ならほっときゃ治る。医者が必ずしも正しいわけでもない。行ってもせいぜいレントゲン撮って、安静にしてくださいって診断されるだけだ。

そう主張するのだが、一般的には受け入れられないようだ。だれもかれもが医者に行けの一点張りである。医者の言葉なら安心するのだろう。でもそんなふうに、大切な判断を盲目的に他人に委ねるのは如何なものかとも思う。

いよいよヤバイと思えば医者にも行くさ。大人になってからも、マラリアと腸チフスと親知らずの抜歯で医者にかかっている。自力ではどうにもならないと判断したからだ。だが、この程度の足の痛みなら医者は必要ない。安静にして、必ず治ると信じて、治るように念じればじゅうぶんだ。

その後も毎日毎日あらゆる方面から医者に行け医者に行けと言われてうんざりした。ここまでくると意地でも行きたくなくなる。まあ、医者に行きたい人は行けばいい。他人の行動に干渉はしない。医者に診てもらって安心できるなら、それでもいい。自分は行きたくないから行かない。行く必要がないから行かない。意志の力で治ると信じている。だから、ほっといてほしい。

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Mountain Addicted

朝が来た。小笊の上の富士山が雲の海に浮かんでいる。日の光に照らされて世界が黄金色に輝く。振り返ると悪沢、赤石、聖に上河内がほのかに紅く色づいている。

この山頂にひとりきり。昨日の夕景も、今日の日の出も独り占め。ここまで苦労して登ってきた甲斐があったというものだ。

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緑の季節へ

稜線まで上がると北アルプスが見えた。

端から端まで、穂高から後立山まで。青空の下の白いアルプス。左には蓼科と八ヶ岳が雲の海に浮かんでいる。

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神々の住処への困難な道のり

進まない…。

踏み出した足を雪の上にそっと置き、ゆっくり体重を移動していく。後ろにあった重心が前がかりになり、姿勢が前傾になると突然、勢いよく太ももまで踏み抜いてしまう。足を引き抜こうともがくが、いっこうに抜けないどころか、さらに深みへとはまっていく。背中に背負った20キロオーバーのザックの重みで、体が左右に振られる。雪と格闘しているうちに、トラパース気味の斜面を谷に向かってずり落ちていく。

苺平で一般ルートに出るまであとわずかの距離なのだが、そのわずかの距離が遅々として進まない。

ここまでもそれなりに荒れた道であったが、ここまで時間を取られることはなかった。

標高1650mの駐車場から1731mの甘利山の山頂までは、あっというまだった。そのあとも奥甘利山を超え気持ちのいい笹原を抜け、千頭星山までは快適な登山道であった。

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御荷鉾山

群馬へ出かけるついでにサクッと山にも登ってしまおうと考え、どこにしようか地図を眺めているうちに目が止まった。

御荷鉾山、ここにしよう。

以前から名前が気になっていたけど、なんて読むかもわからない山だ。群馬百名山だけでなく関東百名山のひとつでもあるので、それなりにいい山なんだろう。短い時間で山頂まで行けそうなのも、ついで登山にはもってこいだ。

登山口に向けて車を走らせる。谷沿いの主要道路をそれて山道へ入ると、傾斜は急になり、何度も蛇行しながら標高を上げていく。どんどん上げていく。いったいこれはどこまで登っていくんだろう。このまま山頂まで着いてしまうのでは、と心配しはじめたころ、山頂直下の駐車場に到着した。

それは、山頂直下の駐車場としては考えられないほど広大な駐車場だった。100台以上は停められそうだ。細くてうねる山道を登った先に、こんな大駐車場があるとは想像もしなかった。

そんな大駐車場に停まっているのは自分の車のみ。この駐車場が埋まることなんてあるのだろうか…。

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九州は今日も雨だった

空が暗い。

すでに日の出の時刻は過ぎているが、空は黒に近い濃い灰色だ。雨もポツポツ落ちている。由布岳のほうを見上げたが、山頂は厚い雲に覆われていた。

あ〜あ。九州二日目も天気はさえないようだ。

登山口に車を止めたが、登る気になれずぐずぐず待機していた。数時間が経つとようやく空も薄っすら明るくなり、山にかかっていたガスもなんとか取れていた。

行くか。

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雨の大崩山

朝から雨が降っていた。いや、昨夜からずっと降り続いている。
仕事を終えてスーツのまま会社を出発し、27時間かけて宮崎県まで来たというのに。

もう一度、空を見上げる。登れないような豪雨ではないが、一日歩けば確実にぐしょ濡れになり消耗するのは間違いない程度には降っている。

「登りますか?」と尋ねてきたソロの男性は、諦めて帰ったようだ。

数年前、冬に訪れたが、積雪や凍結の状況が不明で諦めた大崩山。今回は満を持してゴールデンウィークにやってきた。それがこの天気だ。明日も明後日も、九州にいるあいだの天気予報はずっと悪い。

数人の年配者のグループが準備を整えて出発した。そうこうしてるうちに、さらにいつくかのグループが登山口から山へと入っていく。

行くか。景色は期待できないけど、それでもまあいいじゃないか。これで撤退してたら、三日間どこにも登らずに終わりそうだ。

こういうときは勢いが大切だ。えい!やっ!と濡れるの覚悟で歩き出した。

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