いままでに山で出会った花々の写真を整理してみよう。
突然、思い立って始めてみたものの、なかなかに大変な作業でした。
山で撮った全ての写真を見返して花が写っているものを選び、花の種類が分りやすいようトリミングし、花の名前を図鑑で調べ(これは楽しい作業でした)、分類して整理して記録して、ようやく二年前までさかのぼることができました。
あっ、この花なんだったっけ…、えーっと、あそこで見たやつ…なんて時にもすぐに参照できるよう、整理した写真はブログにして、インターネット上に公開しておくことにしました。
こうして、成り行きではありますが、このブログとは別に、山で出会った花々を集めた新しいブログを開設することとなりました。これからは、山で出会った花々をそちらへ記録していこうと考えています。
ブログというか自分用の備忘録ですが、リンクを貼っておきます。
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FLOWERS 〜 山で出会った花々の記憶
名前が分らない花もありますし、間違っているのもあると思いますので、お気づきの点がございましたら、ご教示いただけると幸いです。
花に興味を持つことで、またひとつ山の楽しみが増えました。
狂乱の忘年会の翌朝、目を覚ますと窓の外がうす明るい。
ぼーっとした頭で昨夜のできごとを思い出そうとするも、宴会後半から帰宅して寝るまでの記憶がほとんどない。
気だるい体をなんとか起こして窓の外を見てみる。
夜明けの空には雲ひとつなく、西側のビルの向こうには朝日に照らされた富士山の白い頂がくっきりと見えていた。
行くか…。
長い長い樹林帯の上り坂を登り切ると、そこは真っ白な稜線。
これだよこれこれ、これが見たかったんだ。
うっすら積もった真っ白な雪を踏みしめて、今シーズン初の雪山。
やっぱり冬はいいな。
空気がキンと冷えていて。空はどこまでも青くて。
松姫峠から未舗装の林道をしばらく歩き、分岐で登山道にそれて、ひと登りすると奈良倉山の山頂です。
ここも大月市制定の秀麗富嶽12景に選定されている山頂です。
うねうねした山道を走っていると、目の前に唐突に出現する巨大ダム。
圧倒的な迫力で、ただただすごいなあと思います。車でもバイクでも自転車でも徒歩でも、山道を行く人ならきっと、そんな気持ちになったことがあるのでは。ダムマニアが意外と多いのもうなずけます。
実際に目にすると、自然保護とか景観がとかよりも、人の力の偉大さに敬服します。よくこんなところにこんなもの作ったなあって。
農耕の発明以来、人が自然を改変して利用するようになったひとつの帰結が、形になって目の前に迫ってくるのです。
さて、近くまで来てるので、白糸の滝にも寄りました。
たまには観光もいいでしょう。