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ダホン君、電車に乗る

 この自転車を電車に乗せて遠くの街まで行けたなら・・。

 子供のころからずっと輪行に憧れていた。それは大人になり、車を持ってからも変わらなかった。だが、車移動の便利さに慣れてしまった汚れた大人には、なかなか輪行を実践する機会が訪れることはなかった。

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 三連休に瀬戸内の島々を巡る旅に出ることにした。車だと初日と最終日が移動になってしまい、実質一日しか島めぐりができない。そこで新幹線を使って時間と体力を節約することにした。

 旅には愛車の Dahon Speed P8 も連れて行くことにした。

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 やはり自前の移動手段は確保しておきたい。そしてこれがダホン君の初めての電車の旅でもあった。

 いざ輪行を実行してみると、これが想像以上の苦行であることがわかった。カメラ機材に着替えなど、そしてさらに自転車を担いで移動するのである。新幹線に乗ってしまえば楽なのだが、自宅から新横浜の新幹線ホームまでの移動は肩や腰がきりきりするようなつらさであった。階段の上り下りなどは、ほんとうにしんどい。

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 自転車は折り畳んで袋に入れている間は、ただの邪魔で重たい鉄の固まりである。

 岡山駅から赤穂線に乗り換え西大寺駅へ。駅前でさっそく自転車を組み立てて、港のある宝伝を目指す。今回の旅でのダホン君の初仕事だ。駅から港までは十数キロ。バスが出ているのだが、いつ来るかわからないバスを待たなくてもいいのが輪行の良い点である。

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 しかし走り始めてすぐに気づく、日本の国土の73%は山地である。

 寝不足で体力もなく、登り坂をヨロヨロと登っている間にバスに抜かされた。

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 港で待っていたのは小型船であった。自転車をそのまま船に載せることもできず、折り畳んで輪行袋にしまわなければならない。

 久しぶりに袋に入れるのでもたもたしてたら、船が出港してしまった。

 船の乗り降りのたびに自転車を折り畳んで輪行袋に入れるのは、実にめんどくさい行為である。瀬戸内芸術祭の期間中で多くの人が訪れており、自転車を担いで船に乗るのは少々まわりに迷惑でもあった。

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 島に着いても、犬島のような小さな島だと歩いて回れてしまう。苦労してここまでやってきたダホン君は手荷物預かり所行きとなってしまった。

 次に訪れた豊島は大きな島であり、ここではダホン君にも活躍の場が与えられた。

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 しかし、走り始めてまもなく気づく、日本の国土の73%は山地である。

 ひいひい言いながら山道を登っていると、楽しそうに談笑しながら自転車に乗るカップルにぶち抜かれた。おばさんの一団にも余裕で抜かされた。島では電動自転車をレンタルしているのだ。

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 うちひしがれた気分の二日目、ダホン君には宿で留守番をしてもらうことにした。

 小さな島は徒歩で回り、大きな島では電動自転車を借りた。輪行してるのに自転車を宿に置いてきてレンタルサイクルを借りるとは、それだけ聞くと意味不明のまぬけさだが、それなりに事情もあったのである。

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 始めて電動自転車に乗ったのだが、これはなんとすばらしい発明品なのか! 急な坂道も余裕で登ってしまう。集落内のあり得ない急坂も登ることができる。もはや通常の自転車で坂を登るのが馬鹿らしく感じられてしまう。ここはぜひ折り畳み電動自転車の開発を切に願いたい。

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 最終日は宿をチェックアウトしたあと、担いで旅するのは不可能なので、自転車に乗って島を巡った。

 フェリーの就航している路線では、小型船をさけてフェリーを使った。小型船より速度は遅いが、自転車を折り畳まずにそのまま乗せることができる。ただし別途自転車料金は取られるのだが。

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 直島から宇野に渡り、岡山駅まで走破し、そこでダホン君は再び重くて邪魔な鉄のかたまりとなって東京の我が家までの帰路についたのであった。

 
 

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コメント

お久しぶりです。電動自転車はなにもこがなくても時速30kmくらいでるんでしたっけ?もはや原付ですよね・・。そうなると。しかも歩道を走れますし。
坂道の写真非常に好きです。どことなく懐かしくて。

こんにちは。

私が乗った電動自転車は、ペダルをこいだ時に、その力がパワーアップするような感じでした。なのでなにもしないと全く進みません。
少し力を入れてこぐくらいで、たいていの坂道は登れそうでした。

島の集落にはなつかしい坂道がたくさんありました。これから写真を整理して、すこしづつアップしていこうと思っています。

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