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ヤマレコ

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継ぐ土地のない者たちの漁村 - 外泊

四国西岸は複雑なリアス式海岸が延々と続き、数々の入り組んだ半島が沿岸部より伸びている。

そんな半島のひとつ、愛媛県南西部にある船越半島の真ん中辺り、北側に開けた入江に外泊は位置する。

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海に面した急斜面を切り開いた集落である。斜面というよりは、ほとんど崖に近い急角度だ。

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隣の中泊集落も同様に平地は少なく、次男三男には跡を次ぐ土地がなかったため、押し出されるようにしてこの地に移り、斜面を整地して住み着いたのである。

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土留めの石垣はそのまま上へ伸びて屋敷塀となっている。

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屋敷の軒は低く、石垣の塀と共に強風対策である。

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狭い路地に石垣がそびえていて威圧感が強い。

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ほとんど昔のままの石垣と対象的に、集落内の路地はきれいに整備され、手すりもついていた。集落最上部のさらに上、もう住むひとのいない場所の、石がゴツゴツした路地とは対象的であった。

住民のための整備ではなく、観光化のための整備であると思われる。老人が多いであろうこの集落の路地が、歩きやすく危険も少なくなるのはいいことである。しかし、必要以上に過保護に、見た目よく整備されると、そのアンバランスさが目についてしまう。

そうして、観光化には成功したとしても、集落の魅力はなくなっていってしまうのであった。

 
 

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