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ヤマレコ

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どこまでもどこまでも歩いていきたい - 宮沢湖〜日和田山〜物見山〜ユガテ〜顔振峠〜高山不動尊〜関八州見晴台〜刈場坂峠〜丸山

子供の頃、あの山の向こうへ行ってみたくて、それがどんなところなのかも、どれくらいかかるのかも知らないのに、ただただひたすら歩き続けたことってないですか?

ない? でも、なんとなくその気持ちはわかりませんか?

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ひたすら歩いてあの山の向こうへいったあと、夜遅くに家に帰ると近所を巻き込んだ大騒ぎになっていて、こっぴどく怒られて、でも、そんなことはおかまいなしで、ただただ充実感でいっぱいだった、そんなことが。

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あの時、頭の中には、あの山の向こうへ歩いていくただそれだけだった。

何時間かかるのかとか、帰り道はどうしようとか、この靴で行けるのかとか、食料はもつのかとか、そんなつまらないことは一瞬も頭に浮かばなかった。

あの時のあの気持ちがあれば、どこまでもどこまでも歩いて行けるんじゃないかって、そんな気がします。

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どうしてもどうしても長い距離を歩いてみたくなって、前日の夜からずっと歩いてみたくって、寝たの深夜の1時くらいだったけど、朝もバッチリ目が覚めました。まだ酒が残ってる感じでしたけど。

長い距離を歩けそうなコースとして、宮沢湖から芦ケ久保まで、日和田山やら物見山やらユガテや顔振峠や高山不動尊や関八州見晴台や刈場坂峠や丸山を経由していくコースを歩きました。

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でもほんとはコースとかペースとかそんな些細なことはどうでもよかった。ただひたすら歩きたかった。ただひたすら歩き続けられることがうれしくてしかたなかった。

歩いてるあいだもずっと楽しくて楽しくてしかたなくて、急な登りになると思わず走り出すくらい楽しかった。

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なぜ、めちゃめちゃな長距離を平気で歩き通せる人がいるのか、その理由がわかった気がします。そして、自分がなぜ山を歩くのかその理由も。

歩きたいから歩く。あの山の向こうに行きたいから登る。

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あの山の向こうになにがあるか教えてほしいんじゃない。自らの足であの山の向こうへ歩いて行きたいから。

つかれてきたときその理由を思い出すと、不思議と力が出てきてまたスタスタ歩けるようになる。つらいなとかいやだなとか思うととたんに足が止まるけど、うれしいとか楽しいって思うとまた足が動きだす不思議。

登るのは手段じゃない。山頂へ行くための手段じゃない。

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そこに山があるからじゃない。ここに自分がいるからだ。

ただただ登りたいと思っている自分がいるから。自分の力であの山の向こうを見てみたいって思う自分がいるから。

やりたいからやってるだけ。登りたいから登ってるだけ。好きなことしてるんだから。

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その気持ちを忘れなければ、どこまでもどこまでも歩いていける、そんな気がします。

 
 

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