そうめんの端っこ
手延べそうめんを棒につるして乾燥させ、そうめんを切り分けた残りの、棒に引っかかっていた部分が「そうめん節」である。曲がった部分は幅が広く、そうめんを切り分けた先っぽは細い。形状から「バチ」や「かんざし」と呼ばれることもある。
そういうものがあるとは知っていても、なかなか目にする機会がなかったのだが、関西地方で販売されているのを発見した。さすが西日本はそうめんの本場である。
食べ方がよくわからないのだが、パッケージには味噌汁、スープ、サラダ、雑炊などにと書いてある。また、そのまま油で揚げて食べてもいいようだ。
とりあえず鍋に入れて食べてみた。芯が残るような固めのゆで方ではなく、しっかりゆでたほうがいい。そうめんとは異なる弾力のある食感である。うっすらと塩味が残っていた。